金型設計

開発ポイント

当社では、以下2種類の金型設計を行っております。

■射出成型

射出成型品の仕上がりは、樹脂材の特性や成型品の形状にも影響をうけます。当社での設計は、これらの特性を踏まえ、最終製品の寸法公差までを見据えています。さらに、成型品のクラックや反りといった機能に影響する不良モードだけではなく、ヒケやフローマークなど外観面の不良モード低減も考慮した上で金型設計を行います。
また、当社保有の3D計測器を使用し、ノギスなどの測定器では測定困難な形状の成型品も仕上がりをチェックします。協力工場との連携により、試作から量産まで、品質の迅速な改善が可能です。

エレマテック樹脂ケース 外観改善前の成型品 外観改善後の成型品

■打ち抜き金型

最終製品の寸法公差を考慮したマージン確保など、寸法精度を確保するための設計を重視しています。また、抜きバリやダレといった外観面の不良モードの改善も実績がございます。
当社保有の測定機器を使用し、金型の仕上がりからチェックを行っています。金型自体の仕上がりや打ち抜き品の品質は、協力工場へ迅速にフィードバックし、微調整を経て最適な仕上がりを実現します。

カード品 バリorダレ改善前の成型品 バリorダレ改善後の成型品

開発事例


クーバングル

筐体設計によるリストバンド開発