ICODE SLIXはISO 15693準拠のICチップです。ISO 15693は近傍型のICで、MIFAREやFeliCa等の近接型のICより通信距離が長いのが特徴です。その特徴を生かし、工場での生産管理や製品認証、図書館などで使用されています。FeliCaなどと比較するとセキュリティ性は低くなりますが、NFC(Near Field Communication) Type5 にカテゴライズされており、NFC対応のスマートフォンやリーダライタで読み書き可能です。
セキュリティ | :LOW |
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コスト | :LOW |
基本情報
規格/通信 | 周波数:HF 13.56MHz 通信距離:近傍 規格:ISO 15693 NFC Type 5 |
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メモリ | メモリ:128 Byte 書込回数:10万回 構造:4 Byte×32 Blocks |
セキュリティ | シリアル:8 Byte UID アクセスキー:なし |
グループ
用途
- ■生産管理タグ
- ■図書用タグ
- ■社員食堂皿タグ
加工
- ■オフセット印刷
- ■インクジェット印刷
- ■再転写印刷
- ■ダイレクト印刷
- ■レーザー加工
- ■エンコード
ICODE SLIXカード(アイコードエスエルアイエックスカード)を選択・検討されている方へ
IcodeSLIシリーズはNXPセミコンダクターズ社が製造しているISO15693に準拠したICチップです。
ICチップは書き換えのできない8バイトUID(他に同じ番号は存在しない)を持っており、個別の管理はUIDを使って実施することができます。
IcodeSLI・ICODE SLIXのメモリ容量は128バイトと大きくはないですが、ISO15693規格のため通信距離がFeliCa、MIFAREに比べ、長くなるのと、複数のタグを一括で読み取れるアンチコリジョンの機能も搭載されております。また、EAS(万引き防止システム)やAFI(Application Family Identifier)、ワンタイムライトなどの機能も搭載されております。
ゲートなどを使う通信距離が必要なシステムの場合はIcodeSLIシリーズのカードが有効です。