離れたところから重量データを取得できる、
バッテリーレスでメンテナンスコスト削減可能な
「RF重量変位計」
工場・倉庫の在庫管理・棚卸に威力を発揮します!
静電容量をセンシングすることでモノの重量変位を検知することができる「RF重量変位計」。
本製品はUHF帯の無線通信を使用することにより、通線不要で場所を選ばずに遠隔でモノの重量データを取得することができます。また、RFID技術による無線給電を用いておりバッテリーが不要なため、電池交換などのメンテナンスコストを削減することができます。本製品は主に工場や倉庫における在庫管理や棚卸で威力を発揮し、作業者の手間削減や棚卸の工数削減に寄与します。
2024年7月から販売開始、6月中は予約受付中です。お気軽にお問い合わせください。
背景 / 概要
少子高齢化が進み労働力人口が減少に転じる中で、工場やインフラ等におけるメンテナンス要員の確保が今後難しくなってくることが予測されます。このような状況から、昨今ではインフラメンテナンスの省力化に対するニーズが拡大しており、一人ひとりの労働付加価値を上げていくことが求められています。
従来の重量検知装置の多くは電池交換が必要なものですが、このたびリリースしましたRF重量変位計はUHF帯のRFIDセンサーを用いており、リーダーからの電波により電力を賄うため、バッテリーを搭載する必要がありません。特に大規模工場などにおきましては定期的な電池交換は大きなコストとなりますが、バッテリーレスの本製品をご使用いただくことにより、メンテナンスにかかるコストを大幅に削減することができます。
本製品は主に在庫管理や棚卸で威力を発揮すると考えています。たとえば、ねじなどの小物類を在庫管理する場合、一つずつにICタグを取り付けることは出来ません。このような場合、重量データを取得することで在庫の量を大まかに把握することができ、発注点管理などを行うことができるようになります。また、重量による在庫管理を適切に行うことで、最適な在庫量をキープすることができ、無駄な仕入れ等を回避することも可能となります。
主な特徴
- RF静電容量センサーを用いています
▶ 重量の変位により内部の電極間の静電容量が増減します - パッシブタイプなのでバッテリーレスです
▶ 最小限のメンテナンスで長期間使用可能です - UHF帯を用いるため通信距離が長いです
▶ 1Wリーダライタで約1.5mの読取距離 - 重量データの一括読み取りが可能です
▶ 1台のリーダライタで複数のRF重量変位計を読み取りできます - キャリブレーション機能により測定誤差を防ぎます
▶ 測定値にズレが生じた場合でもキャリブレーションによって正しいデータを取得できます
基本情報
製品名 | RF重量変位計 |
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型式 | EEED-M7930-WA119 |
材質 | 上下板:アクリル樹脂、バネ:ステンレス |
RFIDタグ | ICチップ:ローム社製MR7930、860MHz~960MHz、EPC Gen2準拠 基材:FR4 |
おもり上限 | 2kg |
データ分解能 | 21段階(5%) |
動作温度 | -10~65℃ |
動作湿度 | 20~90%R.H.(結露無きこと) |
外形寸法 | 119(W)mm×215(D)mm×30(H)mm |
重量 | 約340g |
<リーダライタとデモソフトを同梱したスターターキットをご用意>
導入を検討したいけれど、まずは使えそうか軽く試してみたいというお客様向けに、お試し用のキットをご用意いたしました。
セット内容:RF重量変位計4台、リーダライタ(Unitech社製RP902)1台、デモソフト
価格:100,000円(税抜)
※スターターキットのリーダライタならびにデモソフトをご使用いただくためにはAndroid端末が必要となります。端末はお客様にてご用意をお願いいたします。
各種ダウンロード
今後の展開
おもりの上限5kg・10kg・15kgに対応したA4サイズのモデルを2024年8月にリリースする予定で現在準備を進めております。